ペットの三大臭とおすすめする消臭スプレーや除菌シートなど
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今や3世帯に1世帯がペットを飼っているといわれている現代。家族同様の可愛いペットでも、一緒に生活していると困った問題というのは必ず発生します。
その一つが「匂い」の問題です。
毎日お風呂に入れていても、部屋をきれいにしていても、完全に消し去ることは難しいですよね。
自分や家族だけの時には気にならないかもしれませんが、匂いは部屋に染みついてしまいますので来客時だけの対策では不十分です。しかし逆に言えば、日頃のケアさえしっかりしておけば十分軽減できますし、来客前に慌てることはありませんよ。
ペット3大臭とその原因
ご家庭でよく飼われているペット、犬、猫、ハムスター、鳥類に共通する匂いで最も気になるものはやはり「便臭」で、その原因には大きく2つあります。1つは消化不良です。
例えば、犬はもともと肉食の動物ですのでたんぱく質の消化は得意ですが、炭水化物などの消化は苦手です。
炭水化物の多い食事を与えてしまうと消化不良を起こし、腸内環境が悪化して悪臭の原因となることがあります。
もう一つの原因は腸内に寄生虫がいる場合です。こちらは検便をしてみないとわからないですが、食事を変えても全く改善されないようであれば検査をしてみると良いでしょう。
次に「口臭」です。口臭の原因は人間と同様です。食べかすが口の中に残っている、歯石がついているなど口の中が不衛生になることによって発生します。
対策としては歯磨きや歯石取りを定期的に行い、口内環境を整えるしかありません。
最後に「体臭」です。
この体臭がいわゆる獣臭といわれる匂いです。この匂いの原因はアポクリン腺と呼ばれる汗腺です。人間の脇の下などにもあるこのアポクリン汗腺が犬には全身にあり、この汗腺から皮脂の多いベタベタした汗が分泌されることで匂いを発生させるのです。
犬の体臭は犬種によって違う!?
ペットでも、猫やハムスター、鳥類は比較的体臭を感じにくく、犬は体臭を強く感じるという方が多いのではないかと思います。
これは、ベタベタした汗を分泌するアポクリン腺という汗腺が全身に分布していることが関係しています。
さらに犬の中でも犬種によって匂いの強い犬、そうでない犬がいるのをご存知でしょうか。
例えば、毛が二重構造になっているダブルコートと呼ばれる犬種であるコーギー、ポメラニアン、ゴールデンレトリバーなどは汗が籠ってしまい、細菌が繁殖しやすい環境であるため体臭が強いです。
他には短頭種と呼ばれ、クシャっとした顔が可愛い犬種であるブルドッグ、パグなどもシワの部分に細菌が繁殖しやすく体臭が強くなりがちです。
このように、犬種によっても体臭には違いがありますので、それぞれにあった対策が必要です。
短頭種であれば、お風呂の際にシワの部分を伸ばしながらきれいに洗ってあげるだけで匂いを軽減できますし、ダブルコートであればシャンプー後にきちんとブラッシングをしながらドライヤーで乾かすだけで違いが出ますよ。※愛犬に最近元気がないと思うなら⇒ 臨床4栄養食でサポートする犬心
オススメ消臭・除菌グッズ
さまざまなグッズが販売されていますが、便臭対策にオススメのグッズは、やはりスプレータイプのものです。
置くタイプや消臭器などもありますが、消臭・除菌が両方でき、さらにコスパを考えるとスプレータイプのものが最もお手軽で使いやすいです。
ただ、スプレータイプを使用する際に気を付けていただきたいこととしては成分の確認です。
人間の生活で問題なく使っているものでも、動物の皮膚に触れると刺激が強すぎるものもありますので、自然由来の成分かどうか、刺激が強すぎないかどうかなどを確認してから使用しましょう。
シャンプーやブラッシングのやり方を変えたり、食事を変えるだけで気になる匂いを軽減できるのであればこんなに簡単なことはありません。大切な家族であるペットの匂いにお悩みの方は多いと思います。まずは身近にできるケアから実践してみましょう。
以上、ペットの三大臭とおすすめする消臭スプレーや除菌シートなど…のペットに関するニュースでした。