もう安心できる?中国産の食べ物の現状について
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中国産の食べ物を巡ってはこれまでにも何度も事件が起こっています。
記憶に新しいところでは、2014年に起こった期限切れの鶏肉で作られたナゲットを輸入し使用していた事件。
また2007年の冷凍餃子に殺虫剤の成分であるメタミドホスが混入していて、重体になるなどの健康被害が出た事件もあります。
その他にも多数の問題が発覚しており、中国産の食料品に対する信用は地に落ちたままとなっていると言っても過言ではないでしょう。
中国産の食料品の問題は解決したのでしょうか
いま中国産の食品に対して不安があるかどうかをアンケート調査した場合、相当数の方が不安があると答えるでしょう。
これまでに何度も事件が起きているのですから、信用できると答えられる人が少ないのは仕方ないですよね。
東京都が2016年に聞いた、輸入生鮮食品の安全性について8割の人が不安があると答えています。
しかし価格面などから中国産の食品を選ぶ方が多いのもまた事実ですね。
国産と比べるとかなりの価格差があるのですから。
ではいまの中国産の食料品は安全性が保たれているのでしょうか。
厚労省の検疫所のデータによると、残留農薬などの検査を行った際の違反率は中国は0.27%と言うデータがあります。
アメリカは0.4%、タイは0.58%、韓国は0.68%ですから、意外と中国の違反率は低いことが分かります。
様々な事件を受けて日本や中国政府、各企業も協力して安全対策を行ってきた結果ではあるのですが。
中国産の食料は極力買わないようにしています
スーパーで食料品を買う際には必ずどこの国で製造されたのかを確認し、中国製ならばまず買うことはありません。
実際にこのような方も多くいらっしゃいますよね。
ところがキチンとチェックしているのに、知らず知らずの間に中国製を口にしていることがあるのです。
例えば原材料を中国から輸入し、日本国内で加工して販売されている食品。
販売者に日本の会社名が記載され、加工した場所が日本ですから製造した工場の住所が表記されています。
ところが原料原産地表示の対象とはなっていない加工食品の場合は国名を記載する必要がないため、原料の原産地である中国という国名は省略しても問題がないと言う状態になってしまうのです。
また外食産業では中国製のモノが数多く使われています。
ファミリーレストランをはじめファストフードでは、かなりの中国産が使われていることが各社のHPを見ると書かれています。
逃げようとしても逃げられない状態であることには代わりはないのです。
ペットフードにも中国産の原材料が使われています
原材料費が安い中国産を使う動きは、何も人間の食べ物にだけでとどまる話ではありません。
当然のようにペットフードの原材料にも中国産が使われています。
有名な事件として2007年にアメリカで起きたリコール事件があります。
中国からの原材料によって作られたペットフードを食べたペットが、腎不全を起こし大量に死亡したものです。
またジャーキーを食べた6000匹以上の犬と20数匹の猫が健康被害にあい、そのうち1100匹以上の犬が死亡した事件もあり、複数の有名メーカーから出されているジャーキーだったのですが、いずれも原材料は中国だったのです。
愛犬や愛猫に与えるペットフードは当然安全な方がイイですよね。
原材料に中国産が使われていれば買わない、どこの国の原材料か分からなければメーカーに直接問い合わせると言う人もいるほどなのです。