骨や筋肉を丈夫にする栄養満点のペットフード

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飼い主さんにとって、大切なワンちゃんの食事にどんなものを選べばいいのか、悩んでしまうことも多いですよね。愛犬に与えるフードの選び方として、覚えておきたいポイントは3つです。まずは成長に合わせて食事を変えること、次に安すぎるものは粗悪品が使われている可能性があるので避けること、最後にグレインフリーのものを選ぶことです。それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

子犬、成犬、老犬では与えるフードが違う

ワンちゃんに与えるドッグフードは、成長に合わせて選びましょう。生後1歳までは成長期にあたるので、高カロリーで栄養価の高いものが最適です。「成長期用」と明記されたものを選び、栄養をたっぷり与えることで、骨や筋肉などがしっかりと作られます。

1~6歳までの成犬期には、体の成長が止まります。そのため、それまでと同じものを与えてしまうと、カロリーの摂りすぎで肥満などの生活習慣病になる恐れがあります。「成犬期用」と書かれたものを選び、肥満にならないように適度な運動を行いましょう。

犬種にもよりますが、7歳を超えると高齢期に入ります。腎臓などの機能が弱り始めるため、塩分控えめで肉が少ない「高齢期用」のものに変えましょう。低カロリーの食事にすることで、ワンちゃんの体への負担を減らすことができます。また、脱水症状に気づかなくなることもあるので、ウェットタイプのフードなどで水分補給をすることも大事です。

安すぎるものは粗悪品の可能性が高い

安売りされているドッグフードの中には、原材料に粗悪品が使われている可能性があります。「肉」や「ミート」と書かれていても、事故や病気で死亡した動物のお肉が使われていることも。これらは普通なら廃棄するべきものですが、ドッグフードにすることで原材料費をほぼ無料にし、利益を上げることができます。安いものにはそれなりの理由があるので、選ぶときには注意が必要です。

お肉だけではなく、穀物や添加物にも危険があります。残留農薬がある穀物や、古くなって食用にならないもの、長期間保存ができるように添加物がたっぷり入っているものもあります。残留農薬がある穀物はもちろんですが、添加物は発がん性物質が含まれているものもあるので、ワンちゃんの体にとっては有害なものばかりです。安いからといって安易に飛びつかず、ワンちゃんの体にとって安全かどうかを重視しましょう。

100%無添加なら安全で安心

合成添加物がいっさい使われていない無添加のフードを選ぶときには、副産物が入っていないかどうかもチェックしましょう。たとえば肉の副産物として、汚染されていない動物の内臓などが使われますが、中には病死した動物の内蔵を加工して使っているものもあります。これでは添加物が含まれていなくても、安全で安心な食べ物とは言えませんよね。中には副産物をまったく使わずに作られているものもあるので、買う前に確認しましょう。

100%無添加のフードを選ぶときに、人間が食べても安全なもので作られているかどうかは大事なポイントです。犬は人間と同じ哺乳類なので、人間に害があるものは犬にとっても有害です。成分表示を必ずチェックしましょう。また、いくら安全で高級な食材を使っていても、鮮度が悪いものでは意味がありません。その日の朝に加工したばかりの、新鮮な材料で作られているものもあるので、フードを選ぶときの基準にしてください。

犬にとって穀物は、アレルギーが起きやすい食べ物です。犬は肉食動物なので、穀物を消化する力が弱く、目やにや皮膚炎などの症状が出る場合があります。特にとうもろこしや小麦は注意が必要です。将来のアレルギー発症を予防するためにも、グレイン(穀物)フリーのものを選べば安心ですね。

ワンちゃんに最適なペットフードの選び方として、成長に合わせて与えるものを変える、安すぎるものを避ける、100%無添加のものを選ぶ、の3つの大事なポイントがあります。愛犬が毎日食べる食事は、飼い主さんが責任をもって選ぶ必要があります。安心で安全な食事を与えるためにも、この3つのポイントを参考にしてくださいね。

以上、骨や筋肉を丈夫にする栄養満点のペットフード…のペットに関するニュースでした。

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