動物の医療・介護分野はあと何年で大きく成長できるのでしょうか?

ペット用品分野が大きく開拓されてきた昨今、一方では急速なペットの長寿化にペット用介護分野がついていけていないのが現状です。
動物病院での医療発達にともない、ペット用保険の企業が目立つようになってきました。
またドッグフードやキャットフードなどのペット用フードの質の向上化のおかげで、昭和の頃では平均寿命が2~3歳だったのに対し、現在ではギネスブックに29歳の犬、38歳の猫が載ってしまうほどまで寿命が延びました。

ですが何度も言うように、そんな目も見張るほど長寿化したペット達に介護分野がついていけていないのです。
インターネットで「犬の介護」や「猫の老化」などのキーワードで調べてみると、自分が飼っていたペットが老齢を迎えて介護を経験したことがある一般人の方が動物用の車椅子を作り出したことがきっかけで、ようやく企業のビジネスとして「ペット用の車椅子」と言った介護グッズが世間に登場することになったそうです。

ペットの医療・介護が発達した要因とは

一昔前は老化が現れる前に寿命を迎えてしまっていたため、このようなペット用の介護分野がなかったのだと分かります。
現代ではそれこそ人間と同じように病気を患わってしまう犬や猫が増えました。
ペットブームが到来したことも拍車がかかり、一人暮らしをしている人からシニア世代の方までなにかしらの動物を飼っていたりします。

しかしその一方で、子犬や子猫の時には想像すらできなかった「老い」と言う未来が現実として目の前に広がった時、無責任な人達は「もう手が負えなくなったから」とか「最期を看取るのが嫌だから」と言った理由をつけては、何年も一緒に過ごしてきたペットを簡単に手放してしまう残虐極まりない行為をする人が出てきてしまいました。

ペット業界の介護の新たなサービス

そうした不幸な顛末を辿ってしまった元飼い犬、元飼い猫達のために、まだまだ数は少ないですがペット用の老人ホームが出現してきました。
老人ホームの他にもペットシッター資格を取得した人が代わりにお世話する心温まったビジネスや、動物保護団体による数多くの取り組みなどのおかげで、とある都市では殺処分ゼロを達成させることができたそうです。

殺処分せずに譲渡することに力を入れていることもあり、数多くの命が助かっています。
何故未だにペットの介護分野が広がっていないかと言うと、年老いた犬や猫の介護を体験した人数が限られているからではないでしょうか。

人は何事も経験しなければその物事の気持ちを知ることができません。
共感することができても「歩けなくなった犬のために歩行器を作ってあげよう!」と実際に行動に移す人はどのくらいいることでしょうか。恐らく一握りもいないことかと思います。
そのためペットの介護を経験したことがある人からの意見と言うのは、こうした医療・介護分野での商品開発におおいに役立つことでしょう。

技術は発達するも人手不足で回らない実情

そういった方を対象にしなければ年老いたペットのために何が必要なのか、どんなものを作ればいいのかが分からないからです。
また知識としてもそうですが、人手不足として介護ビジネスを回すことができない要因もあります。
とあるペット用の老人ホームでは、スタッフの数が足りなくて新しい子を受け入れる体制ができずに、運営がカツカツになっているそうです。

スペシャリストの手を借りたいのに、お世話してほしい子の数が多過ぎて新規を入れることができないループにはまってしまう施設が少なくありません。
こうした要素を打開する方法も考えなければなりません。

よりペット高齢化による介護の経験者の意見を聞き、よりペット業界の医療や介護分野のスペシャリストを育てる場を設けることで、未開拓だったところが開拓されるようになるかもしれません。

以上、動物の医療・介護分野はあと何年で大きく成長できるのでしょうか?…のペットに関するニュースでした。

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